イククルは会員登録を行っていましたが、あまり利用していませんでした。ポイントは現在も残ったままになっています。
一応会員なので、サイトの使い勝手やSM利用の可否などを中心に解説していきます。
会員数は1000万人の大台を突破しているので、人気があることは確かのようです。17年で1000万人ということは、年間約59万人の方が登録していた計算です。
その後も順調に会員数が伸びていて、2020年時点では1500万人を突破しています。
ログインは電話番号、メールアドレスのいずれでも可能です。それでは実際にログインしてみます。
イククルは会員メニューの位地がパソコンの場合右側にあるので、初めての方は少し戸惑うかもしれません。
真ん中が
と大きく4つのメニューから、それぞれのコーナーにアクセスすることが出来ます。さらにその下は最新ニュースやマイメニューなどもあります。
出会い掲示板はピュア掲示板とヒミツ掲示板があります。ピュア掲示板はアダルト厳禁なので、SM的な内容を書くなら、ヒミツ掲示板に落ち着くはずです。
ヒミツ掲示板は他のマッチングサイトではアダルト掲示板と同じような内容に分かれていて、
すぐ会いたいから地域ゲイ(全国)まで合計10種類もあり、8種類しかないピュア掲示板よりも細分化されています。
その中にアブノーマルの項目がSMでは利用できそうです。
男性なら、女性がどのような書き込みを行っているかを確認することが出来ます。アブノーマルといっても、M男募集などSM的な内容は意外に少なく、出会いまでの道のりは険しい事が予想されます。
ただし、イククルは男性が登録したエリアの書き込みだけを閲覧できるので、例えば東京に登録したM男性なら、東京23区や23区以外の地域の書き込みを見ることができます。
もし、全国の書き込みが合わさっていたら、同じエリアの女性を探すので疲れ果ててしまうかもしれません。
一覧表示されている状態では、相手のニックネーム、タイトル、年齢、受付メッセージの上限、居住エリア、投稿日時、閲覧された人数(目のマークの隣にある数字)などがわかります。
おもしろい事に「M男」のキーワードが入っているタイトルは、良く見られている傾向があり、M男性がS的タイトルに注目しているのがなんとなくわかりました。
イククルでもPCMAXやワクワクメールなどと同じく、1日1回無料で書き込めるので、相手の書き込みを確認するのと同時に、コツコツ書き込めば、ポイントの消耗を抑えながら、パートナー探しも可能です。
イククルには出会い体験談のコーナーに2600名以上の方から、素敵な出会いに恵まれた方のコメントが寄せられています。
果たしてSMの出会いが実現した方がいるのか6ページくらい見てみましたが、それらしきタイトルは見つけることはできませんでした。
「素敵な人と出会えました」などのタイトルが多く、もしかしたら「素敵な人=女王様」という可能性もゼロではありませんが、ピュア掲示板で出会ったと思われる体験談が多い印象です。
ちなみに、イククルの出会い体験談は1ページに20名掲載されているので、地道にチェックしていくのは大変です。しかもキーワードによる絞り込みも出来ないのです。
出会いの確率をアップさせるには「かんたん使い方ガイド」は目を通す
イククルには「かんたん使い方ガイド」のコーナーが用意されていて4つのコツを掲載しています。
プロフィールの画像掲載は注目度が上がるのは確かですが、マニアの出会いでは掲載しづらいものです。
募集のチェックは曜日や時間帯を変えることで、いろいろな相手を探しやすくなります。
メッセージを送る際は、相手のプロフィールで気が付いた点を添えて送ると注目されやすいです。もちろん事前にあなた自身のプロフィールを充実させておく必要があります。
イククルには遠慮がちに「おしゃべりコーナー」が出会い掲示板メニューの下の方に掲載されています。おしゃべりコーナーは相手に電話番号を通知されることなく、女性とおしゃべりできます。
おしゃべりコーナーを利用するには、事前に携帯電話番号を登録しておかないといけません。その上で通話プランも通常プランと通話料込フリーダイヤルプランの2種類から選ぶ必要があります。
メールやメッセージはリアル性が要求されない分、同じ時間にイククルにログインしている必要はありません。
一方、電話は男女ともログインしていないとおしゃべりは利用出来ないので、電話を待つ「待機」の状態が発生します。
待機時間は30分、1時間、2時間、3時間の4つから選ぶことができます。
また、待っているだけでなく、以前メールや電話でやりとりした相手なら、履歴ページから電話に誘う事も可能です。
おしゃべりコーナーは、初めての人と会話楽しむのも良いですが、これから実際に会う予定のS女性がどのような方なのかを、最終確認するためにも活用出来そうです。
いきなり待ち合わせをして、がっかりした経験がある方なら、声のトーンなどから相手の手がかりをつかめるかもしれません。
文字入力中心のマッチングサイトでは、おしゃべりコーナーは脇役的存在ですが、メールやメッセージにはない緊張感を味わえることは確かなので、会話を楽しみたいM男性は利用してみるのも良いでしょう。
ただし、時間帯や曜日などによっては相手がなかなか見つからない事があるので、待機設定を行って、女性からの電話を待つ状態にしておくと良いかもしれません。
イククルにはプロフィール検索で、地域や年齢、身長などからお好みの相手を探せるのですが、少し下のほうに求める相手の項目があり、SMパートナーも設定できるようになっています。
地域をあなたのお住まいの地域に指定して、求める相手にSMパートナーを指定すると、SMパートナーを目的にイククルを利用している人を探せます。ただし、SかMかはプロフィールを確認しないと分からないので注意が必要です。
せっかく掲示板に投稿したのに、返事がないと不安になるものです。そのような時に役立つのが投稿順位と閲覧数です。
マッチングサイトによっては、書き込んだ内容を読んでくれた人の数を表示してくれますが、投稿順位はイククル以外で表示してくれるサイトは少ないです。
閲覧数と掲載順位を見るには、マイページから入って、投稿履歴の中にある掲示板投稿履歴を選べば、タイトルの下に掲載エリア、閲覧数、掲載順位の情報が表示されます。
閲覧数とは実際に中身を見てくれた人の数で、タイトルだけを見た方はカウントされないようです。
閲覧数が多いのに、返事がもらえないのなら、タイトルは良いけれど、文章の中身に改善余地がありそうです。
掲載順位が100番目以降だと、なかなかアクセスしてもらえないもの。閲覧数が少ないなら、編集してから再投稿すると、掲載順位がトップになるので、見てもらえる確率が高まります。
一方、閲覧数が多いなら、そのままの状態で再投稿しても良いですし、あなたのプロフィールをもう少し充実して様子をみます。
いずれにしても、受け取りメール数がゼロの状態だと、一歩も前に進まないので、いろいろ工夫してみて、メールが1通でも届く状態にもっていきましょう。
イククルには解決なびのコーナーがあるのは、あまり知られていないかもしれません。解決なびとは、イククル会員の悩みを他の会員が無料で回答してくれるサービスです。
質問を投稿するのも、回答するのも無料で、ベストアンサーに選ばれると、特典としてオリジナルアバターのプレゼントがあります。
解決積みの回答の検索もでき、SMで過去の回答を探してみると、2件ヒットしました。
SMの性癖を付き合っている人に打ち明けるべきかの質問への回答は5件寄せられています。
SMに興味があるけれど出会いがない方への質問への回答も5件寄せられています。どちらもS男性が質問しているようですが、S女性やM男性の方が利用しても大丈夫です。
一人ではなかなか解決できないけれど、身近な人に相談できないような悩みは解決なびを利用してみると役立つかもしれません。
イククルには、今後二度と関わりを持ちたくない相手に対して、無視リストの機能を用意してくれています。
例えば、実際に会ってみたけれど、タイプではなかった相手から、何度も再会のメッセージが届いたとします。
相手を傷つけないように、言葉を慎重に選んでお断りをしたにも関わらず、相手が急に態度を変えて、怒り出したとします。
女性の場合、このような状態になってしまうと、元通りになる可能性は低くなってしまいます。
このような時に便利なのが無視リストです。
一度無視リストに相手を登録してしまえば、相手はあなたにメッセージを送ることや日記の閲覧が出来なくなります。
無視した相手が、あなたにメッセージを送ろうとすると、「●●さんととやり取りすることは出来ません」と表示されるようになるので、相手はあなたのことを諦めるはずです。
そのためには、相手に電話やメールアドレス、住所などの個人情報は教えないで会うことが大前提になります。
イククルは30分位なにもしないでいると、自動的にロックがかかってしまうので、他人に操作されずに済みます。
解除にパスワードを入力するのが少し面倒ですが、逆に考えるとそれだけ安全性が高いと言えます。
イククルも24時間メールと電話によるサポートを行ってくれるなど、基本的な安全性は確保されています。ただしSMの出会いとなると、少し大変だと感じました。
出会いに関しても遊びに関しても良いコンテンツが豊富なので、メインで使うことも十分可能です。
イククルは昔に比べるとかなり改善が進んで使いやすくなっています。特に、女性とのメッセージのやりとりは、LINEのように対話形式になっているので、普段LINEを使っているM男性の方なら、いつの間にか相手と仲良くなっているかもしれません。