SMは十人十色

一口にSMといっても十人十色です。敢えて分類すると「打撃系」と「フェチ系」に分かれるのではないかと思います。

 

聖水プレイや足関連プレイはそれぞれ聖水フェチ、足フェチなどと呼ばれるように、フェチプレイの一種と考えられます。

 

また、SMプレイはソフトからハードまでプレイ内容は様々で、ソフト系では、足を舐めたり、匂いを嗅いだり。

 

ハード系では、一本鞭、黄金、複数女性によるリンチプレイ等のプレイが思い浮かびます。

 

何れにしろ、今申し上げたのはあくまでプレイ内容がどうのこうのということで、本来は、精神的な結びつきが無ければただの暴力になったり、スカトロになったりしてSMと似て非なるものになってしまいます。

 

SMと暴力の違いは愛情が有るか無いかの違いだと思っています。

 

愛情というと通常の男女関係のように思われるかもしれませんので、「情」と言った方が良いかもしれません。

 

美しく気品のある女性に対して、どこまでのことをできるのかを試す、究極の愛情表現がSMだと思います。

 

なになにしてください、そのプレイはNGですとか、色々と注文をだすM男性が多いとある女王様に聞いたことがあります。

 

本当に奴隷を目指すなら、その様なことは言っていられないのでしょう。これは、SMに対する個々の対峙(たいじ)のレベルによることなので、どちらが良くどちらが悪いということは言えません。

 

ただ、最低限女性に対して最高度の礼儀と崇拝、尊敬の念を普段から持っていて欲しいと思います。

 

全ての男性は女性から生まれたのですから。

SMは苦手が有っても大丈夫。むしろ積極的に苦手なことを手放すと上手くいく事も

好きと嫌いは永続的な面があります。その反対が興味のあるなしです。

 

SMに限らず何でも苦手なものを克服するには、かなりの時間とエネルギーを必要とします。

 

克服できずにSM自体が嫌になってしまうこともあります。SMは出来ることを中心にして、得意分野を伸ばしていったほうが良いです。

 

針、アナル、浣腸、ローソクとかは苦手の部類です。それを行っているときは(女王様には申し訳ないのです)時間が間延びしてしまいます。

 

また、次に何を行ってくださいと女王様に逐次注文を出すのもなんだか命令をしているようで申し訳ない気持ちになってしまいます。

 

逆に得意な分野ですと、とても充実した時間を過ごすことが出来ます。また、結婚している方は、体の傷は無理のはずなのではっきり事前に女王様に伝えましょう。

 

何でも出来るM男性、奴隷が優れているわけではありません。一つだけ注意していただきたいのは、SMの場合は好きなプレイを行うと「止められなくなる」ほど常習化してしまうことでしょうか。

SMと性欲の関係

SMと性欲は密接に関係していると思います。SMは変態性欲と言われることも有るくらいだから、性欲と密接に関係していることは否定できないです。

 

SMをしたい、女王様に調教されたいという気持ちも、性欲が高ぶる時に多いです。

 

それでは性欲がなくなったとき、年齢を重ねていった時に、Mであり続けることが果たして出来るかは良くは分かりません。

 

SMクラブや、M性感などの風俗店を利用する理由の一つに性欲を満たすためという事は否定できません。

 

M男性なら、美しい女王様を前にしてアソコが萎えているようなら、女王様に対して失礼だと思います。

 

SMクラブなどに行ったりしたら、最後は女王様の前で抜いてしまうことが殆どではないでしょうか。問題はその後もMの気持ちを持ち続けていられるかです。

 

女性を崇拝する気持ちは何処から湧き出て来るのか、性欲からなのか、元々の気質なのか。両方だと思います。

 

M男性は性欲と、気質を両輪としてはいるけれど、どちらが強いかで、ノーマルに近いMになったり、奴隷になったりするのではないでしょうか。

 

年を重ねても、女性を崇拝していきたいと思います。60歳くらいになって、SMクラブに行って年の差40歳位の女王様に調教されるのは夢の一つです。